(19)全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)
全国学力・学習状況テストの結果が新聞などで公表されました。順位や得点をことさら強調することは問題もありますが、子どもたちの学力や意識を客観的にとらえ、考える力を伸ばすことには意義のあることです。倉吉市の子どもたちの学力(小6と中3の悉皆)がどうなっているのか、学力や学習に対する意識を向上させるために何をしていくことが必要なのか、私たち市民も関心を持っていることが大切です。
この全国学力テストでは毎年、秋田県や福井県が上位を占めていることを、ご存じのかたも多いと思います。では、両県にはどんなヒミツがあるのでしょうか。共通する要因として、6点あることがわかったと言います。このうち「厳しい自然を生き抜く勤勉で連帯感のある地域や風土」という他県にはまねのしにくいものや、「児童生徒の素直さとまじめさ」「家庭の安定と家庭の教育力の均質な高さ」というものも含まれているのですが、「教員の授業力向上に対する教育行政の積極的で計画的な指導や支援」「学校の外部の組織・団体の積極的な働きかけと研究活動の推進」「学校における管理職と教員の協力関係と教員全員の共通理解に基づく熱心な学習指導」といった点は、各学校で努力した結果ともいえるでしょう。
上記の記事と本年度の結果の一部を載せておきます。下記の部分をクリックしてください。