(17)総合計画④~情報発信

「よりよい市」とするための総合計画実施という視点から考えた時に次のポイントがあります。

○市民に市の取組が十分理解され、市民との双方向の情報共有ができているか。

「2012年度全国情報公開度調査(全国オンブズマン連絡協議会:全国の自治体のうち回答のあった855自治体のデータを元に集計)」では、各設問の合計点の平均が52.12点のところ倉吉市は45点で県内の4市の中でも一番低くなっています。
情報公開度やわかりやすさで全国の市町村のホームページをランキングした「自治体サイトランキング」(ゴメス)があります。わかりやすさ(使いやすさ)と情報の公開度・先進性などについてランキング(2010年度)にしたものです。いずれも大阪市がトップになっています。上位では三鷹市(東京都)、相模原市(神奈川県)などが入っています。大阪市のホームページは、初めて見るものにとっても確かにわかりやすく内容も充実しています。市の財政のこと、総合計画や行政評価などについてとてもわかりやすくできています。
次に広報紙(市報)についてです。「市報くらよし」で倉吉市の市報についての記事が平成25年1月号に特集として載っていました。記事の中ではアンケート結果からも87%が「よく読む」「ときどき読む」と回答し、約9割が「満足」「ほぼ満足」と回答していました。よく読まれているものは「インフォメーション」に関わるものがベスト3でした。インフォメーションもですが、市の現状(財政や市の重点的な取組)や地域でがんばっている人の情報等がタイムリーに提供され、関心を持ってもらえるとよいと思います。また、予算に関する記事も一工夫してほしいものです。予算についての詳細はホームページに出ているにしても一般市民には見づらく市報での工夫を望みたいものです。やはり、この面でも大阪市や千葉市、相模原市などの記事が参考になります。  下記の部分をクリックしてください。

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