(20)総合計画⑥~(産業ー農林業)
最近では、産業の区分も第1次産業(農林水産業)、第2次産業(製造業等)、第3次産業(商業、サービス業等)ときちんと区分けできない面もあり、また、六次産業(農業や水産業などの第1次産業が食品加工・流通販売にも業務展開している経営形態を表す、農業経済学者の今村奈良臣が提唱した造語)化を進めて効率的にお金を稼ぐ外貨獲得産業(地域外から外貨を獲得し、地域内に所得をもたらす産業をいいます。:倉吉市くらしよし産業元気条例より)の育成や地産地消のシステムを作り上げていくことが大切になっています。
第1次産業(農林産業)では、担い手(認定農業者等)の育成・六次産業化(儲かる農林業)がキーワードです。就業者の高齢化と減少、国のTPP加入問題などもあり倉吉市の基幹産業でもある農林業は難しい状況があります。しかし、六次産業化の継続的な取組(成果が出るのは4・5年はかかるといわれています)や地産地消の取り入れ、民間活力との連携等も含めて「元気なくらよし」の源とならなければなりません。
倉吉市の農業人口の状況と倉吉市の農林業に関する「成果を測定するための指標(倉吉市第11次総合計画より)」を載せています。なお、本年度は倉吉市第11次総合計画の第1次実施計画の最終年度でもあり、中間的な評価をして今後の取組につなげたいものです。(このことについては、各施策ごとに取り上げていきます。)
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