(23)総合計画⑧~(産業ー小売業、サービス業)

第3次産業(商業、サービス業等)のキーワードは「にぎわいと集客力」です。特に商業と赤瓦・白壁土蔵群を中心とした観光業です。「商業統計調査:経済産業省」によると倉吉市の小売業の売り上げは平成9年をピークに減少傾向をたどっています。大型店の撤退や鳥取市や米子市との都市間競争、テレビ・ネットショッピングなど新しい形態の小売業の影響もあります。小売業従業者も地域での買い物の良さ、サービス・クーポンなどやっておられると思います。行政としても地域振興券の発行など地域の中でお金が動きにぎわいのあるまちづくりのための支援を行っていきたいものです。

観光業は、自動車産業にも匹敵するほどの成長産業です。倉吉市では平成10年に重要伝統的建造物群(全国で102カ所)に指定された打吹玉川地区(白壁土蔵群)があり、整備が進むとともに観光客も増えています。落ち着いたまちなかと地域の人たちの努力や行政の支援・連携もとれてきています。さらに、観光客を増やすための施策(まち歩きがもっと楽しめる表示やガイド、子どもたちも楽しめるスポット、倉吉ならではのヒット商品の販売等)を進めていきたいです。

 

基本目標1(1-3商業、サービス業)   地元消費の拡大(社説)