(24)総合計画⑨~(福祉・健康・人権)
「ゆりかごから墓場まで」という言葉もありますが、私たちは生まれる前からなくなるまで子育て、医療、介護など様々な公的サービスを受けています。一人ひとりが大切にされている安心感、人権意識にあふれた社会でなければなりません。
基本目標2に関しては、概ね倉吉市の強みと考えてもよい面だと思います。強みをどう維持していくかが課題です。国も「福祉も聖域ではない」と生活保護制度や介護保険制度(要支援についての見直し等)が既に始まっています。福祉・医療に関する需要が高まり、この面での扶助費が年々増加しています。倉吉市でも、国民健康保険・介護保険・後期高齢者医療などの特別会計は、一般会計からの繰出(特別会計からみると繰入、一般会計からそれぞれの特別会計にお金を出して事業を行うこと:平成25年度は3つの特別会計で12億5千万円)をしています。国庫支出金・県支出金・交付金の占める割合の多い国民健康保険・介護保険はとくに心配で保険料の検討(介護保険は最近値上げ)も考えなければ、サービスの維持は難しくなっています。
平成25年度予算の主要事業について総合計画の基本目標2から取り上げてみると次のようになっています。
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