(38)総合計画⑲~安全なまちづくり
安心・安全なまちづくりについてです。私は現在、朝、子どもたちと一緒にボランティアとして河北小学校まで登校しています。たくさんの地域のボランティア・保護者の方が子どもたちと一緒に登校しておられます。10年ほど前全国で子どもの安全を脅かす殺傷事件などが起こりました。そのため、学校内はもちろん、登下校なども含めた「地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業(文部科学省モデル事業)」をはじめ、倉吉市も取り組んだ経過があります。モデル指定が終わると、国からの補助金はなくなります。各小学校区では取り組みを継続していこうということで各学校とも現在まで続いています。。声かけ事案なども倉吉市は少ないと聞いています。子どもたちの安全を気にかける大人たちの思いが、公助がなくなっても共助・ボランティアとして息づいている例です。
自然災害への対応についてです。本年度予算では、4.9億円をかけて防災センターが整備されます。地域防災拠点として、また災害発生時、倉吉市役所が被災した場合の代替機能を果たすことが期待されます。平時における使用等も含め維持管理、活動・活用状況についてしっかりと見守っていきたいものです。
災害はいつ、どこで、どの規模で起こるのかわかりません。そのため、自分たちでできることを訓練したり、計画を立てたりするのです。市の防災のもととなる倉吉市地域防災計画ですが、平成18年に改正され、一部資料は平成21年に変わったものの全面改正が待たれます。各自・各家庭などでの防災意識や備え、自治公民館を中心とした自主防災組織や各地区や学校、各種機関での防災対策も行われています。防災行政無線やメール配信サービスなども進められています。しかし、情報弱者や近所の助けを借りないと動くことができない人も増えています。大切なことは現実に災害への具体的な備えや計画が生きているかということです。 右の部分をクリックしてください。 基本目標4-安全なまち