(720) 第12回山上憶良短歌賞表彰式
第12回山上憶良短歌賞表彰式が倉吉交流プラザで行われました。小学生の部、中学生の部、高校生の部、一般の部合計4732点の応募の中から「憶良賞」「入選」「佳作」に選ばれた方の表彰が行われました。「銀(しろがね)金(くがね)も玉も何せむにまされる宝子にしかめやも」の短歌はご存じの方も多いと思います。現在の県知事として赴任していた憶良、家族のことを歌った短歌も多く令和の現代にも通じるものがあります。 「母の日のハンドクリームへってない値段はかなり高かったのに」(小学生の部憶良賞)「会うたびに広がっていく身長差私と祖母の距離は狭まる」(中学生の部憶良賞)「父さんの待ち受け画面に七才の私は今でもほほえんでいる」(高校生の部憶良賞)「わが膝を卒寿の夫に貸しやりて点耳薬さすこの世の岸辺(一般の部憶良賞)