(12)1週間のスタート、朝の出会い

午前7時40分集合、河北小学校に向かってスタート。4月からほぼ毎日(月~金)の日課となっています。朝の登校ボランティアです。小学生の子どもたちと学校までの約10分間、大体同じ時間に同じ人と出会い、挨拶を交わす。春から夏へ、夏から秋へ。景色や植物や天候は変わってもほぼ毎日同じスタート、子どもたちを送り届け家に帰って「あまちゃん」を見る、平凡な毎日がすてきです。

地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業(文部科学省モデル事業)を倉吉市が指定を受けてから10年以上になるでしょうか。子どもたちを取り巻く様々な事件から「地域ぐるみで子どもたちの安全をまもる」目的で国の事業として始まりました。よくある例の通り、国の事業は短期間で終了、それでも「子どもたちの安全」を大切にして、市内の大人達ががんばって続け、今では当たり前の光景になっています。

この効果か、倉吉市は声かけ事案や子どもたちが被害に遭う事件・事案が少ないそうです。子どもだけでなく、大人同士もあいさつを交わすと気持ちがよくなります。何よりも朝の空気は心地よく、健康にもよいですよ。