(40)総合計画21~行政経営①

倉吉市のメディアによる情報発信の状況については、全国的なランキングでは、倉吉市のホームページ公開度やわかりやすさといった面での評価は余り高くないようです。  市民意識調査「倉吉市では情報公開など市民に開かれた市政運営が行われていると思うか。」という質問に半数近くの人が「わからない」と回答しています。いずれにしても、「知りたい情報を、タイムリーに提供」という点では研究の余地があると思います。

総合計画にもまちづくりの基本姿勢として「選択と集中を基調としたまちづくり」とあります。「選択と集中」という言葉は事業の中で業界のナンバー1ないしナンバー2の事業に力を注ぎ、他の事業は他企業に売却したり廃止したりして会社を建て直したという戦略からその名がきています。 選択と集中の原則は、強みと弱みをきちんと知ることです。事業の内容を精査して他(民間・NPO・職員以外)に委託する方が効率のよいもの、場合によっては廃止してもよいものもあると思います。市にも「指定管理者制度」や「アウトソーシング検討指針」等もありますので、より効率的な経営をしていけばよいと考えます。行政内部の問題も解決することが必要です。人件費の削減のための職員数の減や臨時職員への振り替えが進み、逆に地方分権・地域主権で仕事量は増えています。資質の向上と情報機器の活用などによる職務内容の軽減が行われています。さらに、事務事業評価(行政評価)や各種調査を生かして「選択と集中」のための活動が行われています。職員数減や仕事量の増という中で難しいことも多くありますが、費用対効果のあがる業務でやりがいを持った職員を市民は期待しています。市民にとっては身近で信頼できる市役所は、「市」民に「役」にたつ「所」であってほしいものです。下記の部分をクリックしてください。

職員、双方向行政