(157) 社五輪まつり
7月25日(土)、社五輪まつりが行われました。今年は「集おう歴史とロマンの里に!社五輪まつり第30回記念大会」として
午後2時から「子ども遊びコーナー・屋台」第一部「子どもたちとともに~ステージ(保育園児、小学校児童による演奏、アニメソングライブ等)、千灯供養、第二部「奉納演芸」等が賑やかのこなわれました。このまつりのメインは「千灯供養」です。資料によると、次のようにあります。
昭和35~36年ごろ社地区一帯に赤痢が流行、たくさんの大人子ども達が病院に収容された。また同じ頃園児の事故が多く発生。この事を当時の社保育園の父母の会の方々が憂い、何とか子ども達がすくすくと健やかに成長するようにと願いを込めながら、旧保育園のあちらこちらに散らばって、子ども達の手頃な遊具になっていた五輪さん(約20基)を集めることになった。昭和37年7月20日、一ヶ所に集めて供養を行い、それ以後、その五輪さんは、社保育園の父母の会の行事として祭られるようになり、園児たちの輪飾り、家で穫れた果物・野菜をお供えし、和尚さんのお話を聞いたりして、供養が行われた。昭和61年より社地区の誰も祭る人のない五輪さんと社保育園の五輪さんが歴史公園の一ヶ所に集められ、約350基の五輪塔群となった。新しい郷土づくりをめざすとともに、五輪塔供養の習慣を引き継いで社地区の祭りとして、地区を上げての大イベントとして毎年行っている。