(227) 現地研修会(鳥取刑務所)
7月5日(火)、上井地区同和研究会の現地視察研修会として会員25名で鳥取刑務所を訪問させていただきました。
鳥取市のかろいち「わったいな 微笑みレストラン大国亭」でバイキングで昼食をとった後(上記ホームページより)、下味野にある鳥取刑務所に到着しました。
DVDおよび資料による紹介、現地視察(施設および作業風景など)、質疑と続きました。
鳥取刑務所は、実刑期10年未満で、犯罪傾向の進んでいる男子受刑者を収容しています。定員は651名ですが、定員の8割ほどが入所しているとのことでした。全国で約6万人の受刑者(減っている傾向)がいるとのことですが、鳥取刑務所の場合は初犯は6.8%、他は複数犯で6回以上が約3割、最高入所は29回、平均入所は4.7回とのことでした。
受刑者の自覚と努力が大切ですが、「居場所」と「出番」の確保をするとともに、地域社会での「見守り」も必要であるという言葉が心に残りました。再犯が多いのは、満期釈放後の社会にも考えることが多いと感じました。