(16)目から鱗(うろこ)

「目から鱗が落ちる」という場合、思いもよらなかった発想や考え方に、目が開かれるような思いになったことや、全く新しい体験を経験することによって、考え方がいっそうされたようなときに使うようです。つまり、偏見や先入観から解放されて、自由なものの見方や考え方に至った場合に、「目から鱗が落ちる(あるいは落ちた)」と言うようです。

昨夜、天神町公民館で町内学習会がありました。天神町は本年度町内学習会が3回予定されており、昨夜はそのうちの1回目でした。「部落差別の歴史を考えるー部落史の見直しからーという演題で下吉真二さんの講演でした。具体的な事例を元に参加者に語りかけ、歴史(部落史)から真実を見抜いていくという内容でした。参加された方からも軽妙な語り口と内容の濃さで、標題にあるような「目から鱗」だといった感想が聞かれました。昨夜の学習会の中から2つの問題を取り上げます。

(4)日本で江戸時代にはじめて、人体解剖(腑分け)を行った人は誰でしょうか?

①杉田玄白 ②前野良沢 ③トラ松の祖父               正解③

(6)テレビドラマの時代劇でおなじみ「水戸黄門」・・・・(中略) このドラマは架空の話ですが、もし本当だとして、諸国 をまわる黄門様が身分を隠し名のっている「越後のちりめん問屋」はいったいどんな身分でしょうか。

①百姓  ②町人  ③商人                     正解①